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ひび割れを作ろう! - クラック剤を使って

陶器にできる貫入や古い絵画の表面に見られる細かいひび割れ(クラクリュール)を簡単に再現!

クラックルセット

 アニースローンのクラックルセットはステップ1液2液を使用して、ペイントとした塗料に直接機能させず、トップコートとして本物のヒビの入ったニス仕上げを作成します。実際に塗料をひび割れさせるのではなく、古い油絵や陶器に見られるような外観になります。仕上がりは1液2液とも透明で、下に塗装したペイントカラーを確認できます。
 ステップ1液が基本で適用したい場所に均等に塗布します。ステップ2液では亀裂のサイズをコントロールできます。適用する厚さが薄いほど、亀裂は小さくなり、厚いほど亀裂は大きくなります。(注意:ステップ2液が薄すぎても、厚すぎても亀裂が発生しない場合があります。)最後にダークワックスを使って亀裂を強調します。
 それでは順を追って、そのプロセスをご紹介しましょう!

クラックステップ1&2

  • 対象物をチョークペイントで塗装します。
  • 白乳色のステップ1液を対象物のクラックを入れたい場所全体に、アニースローンフラットブラシSサイズで全体が白くなるように均一の暑さでランダムな方向に適用します。

クラックステップ3&4
  • ヘヤードライヤーで乾燥させます。
  • 塗布したステップ1液の白乳色が透明になったら、ステップ2液適用の準備完了です。

クラックステップ5&6
  • 黄色味がかったステップ2液をステップ1液が塗布された上全体にアニースローンフラットブラシSサイズを使って任意の方向に適用します。ステップ2液のコートが厚くなるとクラックサイズが大きくなりますが、厚く塗りすぎないように注意してください。逆にステップ2液が薄すぎてもクラックが発生しません。

クラックステップ7&8
  • ヘヤードライヤーを使ってステップ2液を乾燥させます。クラックはほぼ瞬時に現れますが、透明な亀裂なのでこの段階では非常に見へにくいです。

クラックセット9&10
  • チョークペイント ダークワックスをクラック全体にこすりつけることで、亀裂にダークワックスが入り込み、見栄えが大幅に向上します。(クラック剤を塗布した表面にはクリアーワックスの適用なしで直接ダークワックスが適用できます。)恐れずにクラック処理をした表面に大胆にダークワックスを塗布してください。

クラックステップ11&12
  • 余分なダークワックスを柔らかい布で拭き取ります。亀裂の部分にダークワックスが入り込みクラックを強調してくれます。

クラックステップ13&14
  • 最後にクラックだけを際立たせたい場合、チョークペイント クリアーワックスを適用し、柔らかい布で全体のダークワックスを拭き取ります。クラック部分以外のダークワックスが拭き取られ、上部のワックスが適用されていない部分の色合いと同じになり、亀裂だけが目立ち素晴らしいクラック処理が完成です。クリアーワック処理により作品を保護できます。一晩置き、表面が乾燥したらバフがけすれば光沢が出ます。光沢が必要ない場合はそのまま放置してください。

ひび割れサイズ?
  • ひび割れのサイズはステップ2液の厚さに左右され、厚めに塗れば大きめなひび割れ、薄めに塗れば小さめなひび割れとなります。 ステップ2液をランダムの方向に適用した場合、「ひび割れ大」のような不正列な並びのひび割れになります。ステップ2液を任意の方向に規則正しく適用すると「ひび割れ中」や「ひび割れ小」のような規則正しい並びのひび割れになります。

いかがでしたか? アニースローンのクラック剤を使えば、チョークペイントの上にステンシルをしたりデコパージュをした作品の上からクラック剤を使ってひび割れを作り、エージング(経年劣化)の加工が簡単にできてしまいます。ぜひいろんな作品作りにお試しください。


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